楽天は29日、今季最終戦となった西武戦(Kスタ宮城)後、成績不振と人気下降を理由に任期を1年残してマーティー・ブラウン監督(47)の解任を発表した。

 ブラウン監督の解任について、昨年まで4年間チームを率いた野村克也名誉監督(75)は苦々しい表情を見せた。評論のために訪れた甲子園で「よっぽど(采配が)ひどかったんだな。そんな契約を結んでおいて途中でやめさせるなんて」と語った。昨年の2位躍進から一転して最下位に沈んだが、この結果は自らの“予言”通りと強調した。監督として再登板する可能性については「仮の話をすると恥をかくから」と、はぐらかしていた。

 [2010年9月30日7時35分

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