公式戦終了をもって正式に就任したヤクルト小川淳司監督(53)が、高田野球の復活を目標に掲げた。11月4日からの秋季キャンプ(松山)で、実戦練習は行わず走塁、守備練習に重点を置く方針を明言した。「高田監督の時は盗塁でバンバン走ったけど、最近は激減してる。半歩のリードで違ってくる」。今季は66盗塁でチームの順位と同じ4位。高田前監督が指揮した08年に12球団トップの148盗塁を記録した機動力の復活を目指す。

 [2010年10月12日9時26分

 紙面から]ソーシャルブックマーク