<ヤクルト7-9横浜>◇15日◇神宮
ここで勝利していれば勢いが出たのは間違いない。そんな試合をヤクルトが落として、4年ぶりの開幕3連敗を喫した。昨季57試合に登板した増渕が先発転向したことで、キャンプから課題にしてきて中継ぎ陣が踏ん張れなかった。だが、残り141試合に向けて、決してマイナスばかりの試合ではなかった。
光明は、つながりを見せた打撃陣だ。
3点を追う7回、2死から代打ユウイチのソロ、青木、田中、武内、相川と敬遠を挟む5連打で4点を奪って逆転した。1番青木は3安打。開幕2連戦で無安打だった4番ジョシュ・ホワイトセル内野手(29)は1回に1号2ランを放った。13日の巨人戦は青木2安打、田中3安打だったが中軸が沈黙。伊勢総合コーチは「ホワイトセルはようやく良くなってきた」と、明るい兆しとした。
昨季のチーム防御率はセ・リーグ2位だが、最終順位は4位だった。個人本塁打はガイエル(2軍調整中)の16本が最多。個人最多本数としてはリーグ5位で、1発の期待が低い分、いかに打線のつながりで得点するかがカギになる。小川監督が、打線を組む上で重要視してきた点だ。
開幕2連戦は計2得点だったが、この日は13安打を放った。結果的に3連敗とはなったが、先発4本柱を中心にする投手陣は、力を発揮する時がまた来る。青木は「まだ3試合。明日は勝てるようにしたい」。投打がかみ合えば、浮上するチャンスは十分過ぎるほど残っている。【前田祐輔】




