<中日6-0巨人>◇8日◇ナゴヤドーム
「6度目の正直」さえ、かなわなかった。巨人の新外国人カルロス・トーレス投手(28)が先発し、4回2/3、6失点でKO。今季は外国人投手が6試合に先発したが、勝ち星はいまだにつかないままだ。「もう少し粘ってくれれば…。5回持つ外国人がいない」と原辰徳監督(52)も諦め顔で話すしかなかった。
球威が「いま1つ」なら、制球力は「いま2つ」。四球はなかったが、5回無死一塁から“アンパイ”のグスマンに痛恨の死球。一挙5失点のビッグイニングをつくられるきっかけになった。前回の先発では捕手のサインに首を振りまくって四球を連発したが「キャッチャーとの意思の疎通はできていたが、結果に結びつかなかった。今日は変化球を意図したところに投げられなかった。もっと低めに投げ切らなくてはいけない」と反省。首を振って自滅し、今度は首を振らずに打たれて敗戦投手になった。
攻撃陣でもライアルが相変わらず精彩なし。6点ビハインドの6回、左前打こそ放ったが中日バッテリーが“打たれてもいい”とばかりに直球を続けたから打てた安打。先制チャンスだった2回も送りバントを試みてファウル。長打力、守備力、機動力もなしで、小技さえもできない新外国人。投打のダメ外国人で、今季初の3連勝も夢に終わってしまった。【小島信行】




