球団売却問題に揺れる横浜は22日、逆転サヨナラ負けで今季の全日程を終えた。横浜尾花高夫監督(54)は、就任して2年連続最下位という結果に「責任は感じています」と悔しさをにじませ、その後のミーティングでは選手を前に「全責任は私にある」と話した。

 チームは休養後、28日から秋季練習をスタート。11月1日からは奄美大島での秋季キャンプに入る予定だが、ここでの指揮は尾花監督ではなく、白井2軍監督がとる。佐藤貞二常務は試合後、「監督、1軍コーチ陣は休養です」と、現2軍首脳陣が当面、チームを見ることを明かした。尾花監督は、来季が3年契約の最終年。球団フロントは売却交渉が決着するまでは、すべての人事を動かせないと判断し、去就を“凍結”した形だが、そのまま退団となる可能性もある。

 全日程が終了し、球団売却問題も佳境を迎える。横浜の親会社であるTBSホールディングス(HD)と、ゲームサイト「Mobage(モバゲー)」の運営会社ディー・エヌ・エー(DeNA)との交渉は大詰めを迎えている。京浜急行電鉄(本社=東京・港区)やミツウロコ(本社=東京・千代田区)など、横浜関連企業が連合して、球団買収に乗り出す動きもある中、TBS幹部は今月中の正式合意を目指していることを明かしており、週明けに動きがあるとみられる。