巨人フロントの2人、桃井恒和オーナー兼社長(64)と清武英利GM(61)が17日、一連の騒動に関して釈明した。まずは、清武GM。東京・大手町の球団事務所で、「清武声明」会見を11日に行った理由として「なぜ日本シリーズを前にと、みなさん言いますけど、日本シリーズを待っていたら、細かいところは申し上げられませんが、あの人事は『速やかに行う』ということでしたので、日本シリーズの最中に、ことが進行してしまって、コーチが守れないという判断の下、僕はやりました」と話した。江川氏の入閣による、岡崎ヘッドコーチの降格、自身のGM職剥奪、桃井オーナーの社長専念という、一連の渡辺会長主導の人事を阻止したかったからと説明。ただ、会見の最大の被害者は岡崎ヘッドコーチであり「守るため」には矛盾が残る。

 続いて「非常に熱戦が続いているし、ファンの期待も高いわけだから、この期間中、しばらく発言は控えたいと思います」と、中日、ソフトバンク関係者への謝意を示し、日本シリーズ期間中は沈黙を守る意向を語った。

 桃井オーナーは、広報部を通じて釈明した。15日に宮崎で報道陣に、原監督の契約年数を2年と明かしたものの、来季優勝を逃すと監督交代する可能性を原監督にも伝えていたと話したことを「言葉足らずだった」とした。「来季V逸ならば解任」という報道に発展したが、「V逸=解任という条件ではない。そのくらいの意気込みでということです」と訂正した。【金子航】