【グアム(米国)7日=為田聡史】今シーズンのテーマは「ど根性」だ。巨人東野峻投手(25)が全身から気合をみなぎらせた。連日の走りこみに「しんどいっす」と話しながらも、「グアムでは、とにかく走ること。自分と闘いながら我慢して走りきりたい。気合ですよ」と、言葉に力を込めた。

 気温30度を超える炎天下のトレーニングは課題克服にはもってこいの環境になる。「僕、暑さに弱いんですよ。いつも夏がダメなんですよ」と、自身の弱点を分析。プロ入り後の通算成績でも4月は14試合に先発し、8勝2敗の勝率8割。だが、勝負どころになる夏の7、8月は42試合に先発し、わずか10勝と苦戦を強いられてきた。

 さらには気迫を前面に押し出した投球スタイルを貫くことも宣言した。「もともと、喜怒哀楽を出すタイプ。去年は『打者に向かっていくんだ』という気持ちが欠けていた。そういうのを全面的に出していきたい」。

 12月は沖縄・石垣島で1人こもって走りこみ、米ロサンゼルスにも渡り、みっちり自主トレに励んできた。「得点圏での防御率を重視していきたい」。ピンチで己を支えるのは、自らの「ど根性」以外、なにものでもない。