グラムのこだわりで進化する。開幕投手候補のソフトバンク摂津正投手(29)が13日、昨年より30グラム重いグラブを使用していることを明かした。先発転向1年目の昨季は14勝したが、完投は3試合(2勝1敗)だけ。「完投は多ければ多いほどいいと思うので増やしたいですね。それを目指した練習をしています」。1年目、2年目とセットアッパーとして70試合以上登板してきた摂津だけに、連日登板する救援陣の苦しさは誰よりも分かっている。「完投を増やせば勝率も勝ち星も増えると思う」とステップアップを狙う。
そのために改良するのがグラブだ。昨年は制球力をつけるために軽量小型化したが「今年は2年目のグラブの状態に戻してみました」。軽いグラブでは左手のバランスが崩れる感覚があり「もうちょっと重い方がバランスも取れるかなと思って」。昨季の570グラムから600グラムへ。71試合に登板し2年連続で最優秀中継ぎを獲得した年の重量に戻した。
キャンプ休日だったこの日は契約を結ぶ用具メーカー「ZETT」の商品カタログのモデルとして撮影に臨んだ。「ポスターの採用も考えています。摂津投手をイチオシしたい」と関係者は期待。
今日14日はシート打撃に登板。わずか30グラムの変化から大きな進化を目指す。【前田泰子】



