<西武2-6オリックス>◇15日◇西武ドーム
オリックス木佐貫洋投手(31)が、西武から4年10カ月ぶりの勝利を挙げた。低めをつく投球と新球ツーシームを駆使して、7回途中まで投げ1失点。3番中島、4番中村を封じ、自身の西武戦連敗を「7」でストップ。巨人時代の07年6月3日以来となる獅子狩りに成功だ。
「西武に勝ってないかなあと。相性が悪かったので何とか早く勝ちたかった」
因縁の西武ドームだった。昨年7月11日に敵地で4回6失点で2軍降格。「球種を増やさないとしんどいかな」。帰路の新横浜駅で元巨人コーチで野球評論家の鹿取義隆氏とばったり。「ツーシームか、チェンジアップを覚えた方がいいんじゃないか」と助言された。この言葉で背中を押され、新球に挑戦。投球の幅を広げ「精度が上がってきた」と、生まれ変わった姿で雪辱した。
今季初登板の8日楽天戦で完封勝利した勢いも持続。岡田監督は、開幕ローテを外れた右腕の連勝に「チャンスをものにして、調子もいい。ボールも低くいくしな」とほめた。完封した楽天戦後は祝福のメールが殺到したという。「反響で、携帯がパンクした。1通1通返すので1日かかりました。最近はなかった」と木佐貫。昨季2勝7敗からの復活はこれからだ。【益田一弘】



