左膝半月板のクリーニング手術を受けた阪神福留孝介外野手(36)が18日、鳴尾浜球場で術後初めて屋外でのリハビリを行った。ウオーキング、約50メートルのキャッチボールを行った。

 鳴尾浜のグラウンドに現れた福留は、黙々とリハビリメニューを消化した。ゆっくりと外野のポール間を歩き、権田トレーナーとキャッチボールを始めた。徐々に距離を伸ばし約50メートル。患部の左足は投げる際に踏み出す足だが「大丈夫」と、体重を乗せてキャッチボールを行った。権田トレーナーも「見てもらったように大丈夫です」と、問題なくメニューをこなしたことを強調した。

 数名の選手と話す姿もあり、リラックスした様子。育成試合、大和高田クラブ戦(鳴尾浜)の試合前練習を見学。フリー打撃を行うゲージの後ろで、若虎たちの打撃を見守り、約1時間でグラウンドを後にした。

 5月28日に手術を受けた。今月5日に鳴尾浜の室内でリハビリを開始。11日に松葉づえが外れていた。戦列復帰できるのは早くても9月。少しずつだが、着実に、福留が復活へ向かっていく。