いい汗かこう、呉昇桓!?
チーム宿舎も韓流で阪神の新助っ人を大歓迎する。阪神の新守護神候補、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=サムスン)を迎えるため、沖縄・読谷村の春季キャンプ宿舎が“おもてなし”態勢を取ることが分かった。韓国料理のサービスはもちろんのこと、サウナも韓国スタイルに対応?
思わず、阪神はええとこだっせ~と歌い出しそうな環境でキャンプを過ごせそうだ。
阪神春季キャンプの拠点となる宿舎ホテルが、オソオシプシヨ(ようこそ)とばかりに新守護神を待ちわびている。球団初の韓国人選手だけに、宿舎のキャンプ担当者は「球団側から要望があれば、その通りに準備させていただきます」ときっぱり。食事面から生活面まで最高のおもてなしを用意する考えで、韓国スタイルのサウナが導入されるかもしれない。
サウナは韓国人にとって欠かせない習慣の1つだ。昔から、体を温めて汗を出し病気を治す「汗蒸(ハンジュン)」という民間治療法があるほど。宿舎にはすでに大浴場とサウナが完備されている。これを韓国で24時間営業されるスーパー銭湯のような「チムジルバン」スタイルにすれば、呉昇桓はより気軽に利用できる。
宿舎ではこれまでも助っ人のリクエストに応えてきた。朝食にはオートミール(えん麦を加工したシリアル食品)を用意。外国人の口に合った食事を提供してきた。呉昇桓には韓国料理でもてなすスタンバイはできている。食事はもちろん、疲れを癒やす浴場・サウナまで韓流となれば、キャンプで存分に力を発揮することは間違いないだろう。
ともかく、韓国スーパースターの歓迎ムードは高まるばかり。中村GMは「担当者も見つけ出してくるだろう」と独身の呉昇桓のため、関西で韓国料理店などを探す指令を球団内に出している。和田監督の呼びかけにこたえるように、藤井彰と日高の両捕手は韓国語マスターに意気込んだ。フロントから選手まで巻き込んで、最高の環境をセッティングする。
日本球界挑戦のカギを握る2月キャンプの成否。万全のおもてなしを受け、呉昇桓が守護神として牙を研ぐ。【宮崎えり子】
◆韓国式サウナ
入浴、あかすりの後でサウナでゆっくり蒸される。高温から低温まで幅広く、中で水分を補給しながら寝ころんでリラックスする人もいる。黄土、岩塩、炭、紫水晶で作られたものなど効能が違う部屋があり、さまざまな部屋を行き来するスタイルもある。多い人で週に1回、少ない人でも月に1回は利用するとされ、日本のスーパー銭湯のような「チムジルバン」という24時間営業の店舗もある。




