785日ぶりの白星へ、日本ハム斎藤佑樹投手(26)が攻めの投球を貫く。今日31日ロッテ戦(QVCマリン)に先発。30日はキャッチボールなど軽めの最終調整を行った。「基本的には真っすぐ中心になる。どう攻めていくかが大事」と自分に言い聞かせた。24歳の誕生日だった12年6月6日広島戦以来の勝利へ「まずは1勝を意識してやりたい」と自身にプレッシャーもかけながら臨むつもりだ。

 不安もない。ロッテ打線は新加入のキューバの大砲デスパイネも加わり「明日になったら、新しい変化球を覚えているわけではない。自分の投球をするだけ」と意に介さない。データは参考程度に頭に入れ、実力をフルに発揮することだけ。8月1日からは首位ソフトバンク、2位オリックスとの大事な直接対決8試合が待つ。「1戦1戦が大事」と待望の白星をつかんでチームに勢いを与える。