DeNAがブルペン強化へソフトバンクを戦力外になった岡島秀樹投手(38)の獲得に乗り出していることが分かった。

 ◆DeNA投手事情

 長年の課題は解消されつつある。今季は防御率3・76と中畑監督の就任後初めて3点台。4月下旬から三上を抑えに、先発も久保、山口、井納、モスコーソでローテを固定できたことが大きかった。来季も4人の先発ローテ入りは確実。残り2枠を三浦、三嶋、柿田らに加え、ドラフト1位山崎康晃投手(22=亜大)、2位石田健大投手(21=法大)で争うことになりそうだ。抑え候補には国吉も挙がっている。厚みが増した投手陣だが、課題は左右のバランス。今季の先発左腕の勝利数は0。中継ぎも林、大原、ソトのみと厳しかった。岡島加入でバランスが取れれば、今季以上の結果につながりそうだ。