<東都大学野球:青学大12-8駒大>◇第4週第2日◇2日◇神宮

 青学大は4番吉田正尚外野手(2年=敦賀気比)が今季3号を放つなど、3本塁打を含む18安打で1勝1敗の五分に戻した。4番手で登板した岡野祐一郎投手(1年=聖光学院)はリーグ戦初登板初勝利。駒大は開幕5連勝でストップした。

 新4番の吉田正がリーグトップの3号ソロを放った。3回、スライダーをとらえて右翼席に運んだ。1回には先制二塁打を放ち、打線に火を付けた。「(4番は)意識しなかった。昨日から感じはいいんで」。これで今季7安打とし、打率は2割6分9厘ながら長打率は6割5分4厘とプロの大砲並み。「1カード1本は打ちたい。明日なんとか勝って勝ち点をとりたいです」。4番を任された2年生はフォア・ザ・チームを強調していた。