ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の筒香嘉智外野手(25)が、4番左翼で代表合宿合流前、最後の実戦に出場した。

 1回2死二塁の第1打席は、右腕の洪健熙投手から左中間を突破する先制タイムリー二塁打。第4回無死一塁の第2打席は空振り三振、5回の第3打席は四球を選んだ。

 試合後は2試合連続の先制打二塁打に「うまく反応できました。理想がないので近づいているかどうかは分からないけど、状態は良くなっています」と満足そうな表情を浮かべた。4試合で12打席で、キャンプ前に予定されていた15~20打席には届かなかったが「いい準備ができたと思う。実戦でいろいろ試すことができた」と手応えを感じていた。