巨人3軍が侍ジャパンの先陣を務めた。3月10日の1次ラウンドで日本と対戦する中国代表と宮崎で練習試合を行い、3─0の2安打完封勝ち。

 相手について、川相昌弘3軍監督は「どの打者も、意外と真っすぐに差し込まれていた。前に飛ばしてきたのは変化球で、追い込まれたら変化球待ちのような印象だった。145キロ以上を内外に投げれば、そうは打たれないのでは」と総括。生きた対戦情報をエールとした。

 相手の4投手にこの日140キロ以上はなく、直球は130キロ中盤が大半。チームは松崎の2ランなど4安打を放った。同監督は「今日の中国は来日翌日ということもあったと思う。日本代表には、本番で圧勝してほしい」と期待を込めた。