スポーツエンターテインメント会社スマッシュは6日、総合格闘技大会となるアマチュアDEEPの開催を発表した。総合格闘技イベントDEEPと業務提携し、大会運営を委託されたもので、第1回大会は6月26日、東京・西調布アリーナで行われる。既にプロレスイベント「スマッシュ」を旗揚げしている酒井正和代表は「スマッシュはイベントを運営する会社。プロレス部門は今後の方向性を出せてきた。今度は総合格闘技部門」と説明。アマチュア選手の育成と発掘、レフェリージャッジの育成を目的とした大会であることを強調した。

 イベントプロデューサー(EP)にはPRIDEマットで活躍した小路晃氏が就任。小路EPは「自分の育った総合格闘技に恩返ししたい。若手の育成は必要なので、この大会を通じてどんどん押し上げていきたい。PRIDEの世界観の熱をもう1度、盛り上げたい」と意気込みを示した。試合は総合ルール5分1回、キックルール2分2回、グラップリングルール5分1回をそれぞれ予定している。

 また今大会にエキシビションで出場する元プロ野球選手で総合格闘家の古木克明(スマッシュ)は「ボクはやるだけです。勝つことしか考えていない」と口にしていた。