<ノア:10周年記念興行>◇5日◇東京・ディファ有明

 団体創設10周年記念興行が、4日に続いて行われた。メーンでは、前日にタッグを組んで勝ったGHCヘビー級王者杉浦貴(39)と、KENTA(29)がシングルで激突。杉浦がKENTAのミドルキックをキャッチし、足首固めで26分36秒の長丁場を制した。KENTAとは、ちょうど10年前にデビューした者同士で「感慨深いものがあった」。だが、感傷に浸ったのも一瞬で、22日の有明コロシアム大会での4度目の防衛戦に気持ちを切り替えた。ベテラン秋山準(40)の挑戦を受けるだけに、「やっとオレの時代が来た。簡単には渡さない」と気合を入れた。