<SHIMMER>◇27日◇米イリノイ州バーウインクラブ

 華名(31)が、現在WAVEで開催中の公式タッグリーグでパートナーの浜田文子(31)と米国マットでシングル対決した。

 序盤からキックを主体にした激しい打撃戦を展開。文子の重いローキックやソバットに、華名もロシアンフックや裏拳で応戦する中、タイミング良くヒールホールド、V1アームロックと関節技も交えて対抗した。両者がダウンして立ち上がれなくなるほどの消耗戦になった。カウント9で立ち上がった後も死力を尽くした打撃合戦を展開したが、最後は文子のスピンキックを顔面に受け、17分31秒、APクロスからのエビ固めに屈した。

 試合後は観客の鳴りやまない拍手の中、文子とリング上で抱擁。文子の言葉にうなずく華名の眼には涙が光った。その光景を米国ファンは「HAMADA」コール、「華名」コールで包みこんだ。

 華名は「日本以外の国で文子さんと試合できるなんて思ってもいなかったから当たれたことが本当にうれしい。(試合内容については)今日はお客さんの反応が答えかな…と思います。2試合しかしていないけど、この遠征で新しい華名を見せることができたかなと思います」と振り返った。