3度目の防衛戦を3日に行うWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(29=協栄)と挑戦者の同級8位シーサケット・ソールンビサイ(26=タイ)が2日、タイ・シーサケットのホテルで前日計量を行った。両者ともに同級リミットの52・1キロで一発パス。

 佐藤は「とにかくほっとした。あとはいつもどおり。24時間、しっかり栄養を摂って戦える体に戻す」と話した。計量後、ルールミーティングを行い、その後はシーサケット大体育館が卒業式で使用できないため、変更となったコンムアンスリ・ボクシングアリーナを視察。リンクの幅などを、メジャーを使って測定したが、リングは通常通りの広さで、新井史朗トレーナーも「何の問題もない。佐藤みたいなアウトボクサーはリングを狭くされると不利だけど、そんなこともなかった」と話していた。