ボクシングのWBA世界フライ級王者亀田大毅(亀田)が、王者として地元大阪を盛り上げると宣言した。24日、大阪市内でトリプル世界前哨戦(25日、大阪府立体育会館)の前日計量を行い、大毅は相手のロセンド・ベガ(メキシコ)とともに契約体重の53・0キロでクリアした。

 大毅は9月下旬に坂田健史(協栄)との初防衛戦を行うだけに「体調は問題ない。次も控えているし、次を見据えるような試合をしたい」と、この試合へのモチベーションは高い。「ここ3戦はずっと関西。今回も(関西で)できてうれしい。おれだけチャンピオンやから、チャンピオンらしくっていうのもあれやけど、いい試合をして大阪を盛り上げたい」と、生まれ故郷大阪での試合が待ち遠しい様子だった。