ノア潮崎豪(28)が6日、26日の武道館大会でのGHC王座挑戦に向け、王者杉浦貴(40)対策に着手した。アマレスで五輪に3度出場した前ノアの本田多聞(フリー)が、川崎市内で行っているレスリング教室に体験入門。元アマレス日本王者で、レスリングのタックル技術を前面に押し出す杉浦に対し、タックルをかわして反撃する動きなどを本田から伝授された。本格的なレスリング練習は初という潮崎は「相手の力を利用したり、いなしたりという動きは、今まで自分にはなかった」。昨年12月に自分から王座を奪った杉浦との雪辱戦に、「前回とは違う動きができると思う」と力を込めた。