新日本のIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(35)が、今日4日の東京ドーム大会で故郷・岐阜の先輩の故橋本真也さん(享年40)と並ぶ通算防衛記録20回に挑む。3日、棚橋は「岐阜から天下を取ったのは織田信長と橋本さん。岐阜県の誇りです。鈴木を倒して橋本さんに並んで、ベルトを持ってお墓参りに行く」と岐阜・土岐にある墓前への報告を誓った。
棚橋は昨年12月の名古屋大会で永田裕志と並ぶ歴代最多10連続防衛を達成、挑戦者・鈴木みのる(43)を倒せば新記録の11回連続、そして橋本さんの通算記録に並ぶ。99年に棚橋が入門したとき、橋本さんはすでに通算20回のIWGP王座防衛を果たした新日本の大エースだった。「同じ岐阜出身で、すごくかわいがってもらった。よく食事に連れて行ってくれた。差し入れの栄養ドリンクを、1日に10本飲まされたこともありました」と笑う。
橋本さんが00年に新日本を離れてZERO-ONEを立ち上げたときは「寂しい気持ちはあったけど、新日本が好きで入った。俺が頑張って、いつか防衛記録を抜いてやろうと思った」。05年に橋本さんが亡くなったときは「悲しみとともに、大きな喪失感、そしてあらためて大スターだったと思い知らされた」と言う。そのスターに並び、超える年のスタートだ。【小谷野俊哉】

