横綱日馬富士(30=伊勢ケ浜)が不覚を取った。三役から陥落した西前頭筆頭の逸ノ城(21=湊)に押し倒しで敗れ、3場所連続の金星配給となった。
立ち合いの一気の出足が生命線だが、いつものようには突き放せず、たまらず引いて200キロ超の逸ノ城を呼び込んでしまった。最後は尻もちをつくように押し倒されてしまった。
支度部屋に戻り、風呂に入る前に2度、絶叫するように悔しさをはき出した。その後はマゲを結い直す間に、取材に対応。「先手を取って攻めていたが」という問いに、しばらく間を置き「まあ、負けは負け。気持ちを切り替えて、明日から集中してやります」とハッキリした口調で答えた。敗因については「相手を見すぎているんじゃないですか」、また「白鵬に(相星で)ついて行きたかったのでは」の問いには「これからですよ。終わったみたいな言い方して」と苦笑いを浮かべた。さらに相撲内容を問われても「どうしても体重の差があるので、少しでもバランスを崩すと…」とも続けた。


