大相撲の夏巡業は23日、札幌市で行われ、幕内トーナメントで大関稀勢の里(29=田子ノ浦)が、大関照ノ富士との決定戦を制して総合優勝に輝いた。この日は準決勝で同部屋の高安に敗れたが、花相撲とはいえ真剣勝負で頂点に。「高安の顔、怖かった。決定戦に来てほしかったけどね。(照ノ富士も)ガチで来たから、負けずにいきました」と、優勝賞金争いに勝って笑みをこぼした。
21日間に及んだ地方巡業。「こんなに長い夏巡業はなかったと思う」という中で基礎運動に力を割いてきた。「もうすぐ番付発表だから、ゆっくりできない」。秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)での悲願の初優勝へ、幸先の良い結果で締めくくった。


