怪物が目覚めた!? 東前頭4枚目の逸ノ城(22=湊)が9日、東京都墨田区の時津風部屋で出稽古した。横綱白鵬(30)に2勝9敗も、電車道で圧倒する相撲もあり、最強横綱から「圧力がありながら、軽さがあって動きがいい。反応がいい」と褒められた。
関脇の先場所は4勝11敗と大敗した逸ノ城が、ようやく復調気配だ。白鵬との2番目の相撲で、新スタイルを披露した。194センチ、208キロの大きな体を丸めて低く立つと、頭をつけて一気に押し出した。当たり負けしないように、両腕ではじく立ち合いも目立った。白鵬は「巡業のデレッとしたものがなく、良くなった感じがした」。それでも逸ノ城は、まだ自分の相撲に半信半疑だ。鋭い当たりを習得すれば秋場所(13日初日、東京・両国国技館)も楽しみだが「なかなか難しい」と控えめ。新入幕で13勝して旋風を起こしてから1年。思い出の秋を、実りの秋にしたいところだ。


