東前頭4枚目の逸ノ城(22=湊)が、際どい勝負に敗れた。
大関豪栄道(29=境川)に対し、得意の右四つになり左上手もつかむ。じっくり勝機を見極め、前に出て寄り倒したかに見えたが、豪栄道の捨て身の首投げを食らって両者がほぼ同時に倒れ込んだ。
軍配は逸ノ城に上がったものの物言いがつき、3分近い長い協議の末に、行司軍配差し違いで、豪栄道に白星が転がり込んだ。
初めて物言いがついたという逸ノ城は、審判の協議中「多分、もう1番あると思ってたんで、どうやるか考えてました」という。支度部屋に戻る途中の花道でビデオを見て「自分の方が肘が先についていた」と確認。「(上手を取った後に動きが)止まっちゃったんで。先に上手を取れたんで、取れた瞬間に攻めに行けば良かった」と、悔しがった。

