大関照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が盤石の相撲で無傷の4勝目を挙げた。

 相手は、2日連続で金星を挙げている西前頭筆頭嘉風(33=尾車)。

 立ち合いで当たると左で抱え、一気に寄り切った。涼しい表情で支度部屋に戻り「離れて相撲を取ったらちょっと危ないところもあるんで、なるべく自分に近いところのほうがいいかなって。あとは体を生かせばいい」と、事もなげに振り返った。

 嘉風とは十両時代の13年九州場所、初顔で敗れたきり。2横綱撃破で波に乗る相手にも「あまり意識はなかった」と言う。前夜は嘉風のニュースばかりが流れていたため「大ニュースになってるから、見るしかない。見たくなくても見るよ」。一方で「2横綱に勝った相撲も、離れて相撲を取ってる」と、分析も忘れなかった。

 妙義龍が敗れ、4日目を終えて勝ちっぱなしは稀勢の里、栃煌山と3人だけになった。横綱白鵬が休場したことも受け「いないと寂しい。でも、頑張ってくれる人がいるから。栃煌山関も稀勢の里関もいるし、鶴竜横綱も。みんなで場所を盛り上げていけばいい。チャンスとは思ってないよ」と話した。