大関照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が無傷の11勝目を上げた。上位戦が始まり、大関琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)を豪快に寄り倒した。

 琴奨菊には新大関だった名古屋場所千秋楽ではたき込まれて敗戦。その反省を生かし、変化も想定して「張っていった」。右の張り差しで相手得意の左四つになると、がぶり寄りにも動じない。「まわし届きませんでした」と右上手は引けなかったが、勝機と見て押し込み、力の差を見せつけた。

 1敗の平幕勢(28=伊勢ノ海)、2敗の横綱鶴竜(30=井筒)豊ノ島(32=時津風)らも勝利したため、追われる展開が続く。それでも「関係ないよ。自分で勝てばいいじゃん」と、2度目の賜杯へ突き進む。