元NMB48創設メンバーで、12年に卒業した松田栞(20)が今月28日、京セラドーム大阪で開かれる「関西コレクション2016S/S」にモデルとして出演し、NMB48と卒業後“初共演”する。

 松田は18日、大阪市内で「私が『どや顔』でランウエーを歩くのを、メンバーにも見てほしい」と笑顔で話した。

 松田は12年のNMB48卒業後、まずは高校卒業を優先し、学業に専念。昨年春の高校卒業を控えた一昨年末ごろから活動を再開。昨年春の「関西コレクション」にもSサイズモデルとして出演。今回は、ゴシック・ゴスロリブランド「Lumiebre(ルミエーブル)」のモデルとして、モデルとしての活動を本格化させる。

 松田の出番の前に、ライブゲストとして出演するNMB48がパフォーマンスをする予定で、昔の仲間からバトンを受けて、ステージへ上がる。

 「卒業してから、こんなに間近でNMB48と共演するのは初めてなんで、今も連絡を取り合うメンバーもいるし、気合が入りますね」と意気込む。

 松田はNMB48の創設メンバーとして10年秋に加入。劇場初公演、チームN、デビュー曲「絶滅黒髪少女」と選抜にも入り、活動を続けたが「私のやりたい方向とはちょっと違う」と卒業を決意。当時を振り返って「誰も(卒業に)賛成してくれなかったけど、私は決めたら(意志を)変えないので」と笑った。

 NMB48が紅白歌合戦に出場するまでに成長する過程を見守ってきた。

 「卒業してから、1度も後悔したことはないんですよ。これからモデルとしてもそうだし、バラエティーに出てタレント活動もしたい。CMにもいっぱい出たいし、マルチタレントを目指したい」

 現在は、ABCテレビ「おはようコール」にレギュラー・リポーターとして出演。そして、モデルとしての体作りに力を入れている。身長はNMB48時代から伸びて161センチになったが、モデルとしては小柄。子供のころからダンススクールに通い、体を動かしていたが、最近は運動の機会も減り、ボディーラインが気になる年ごろでもある。

 「夜は炭水化物を抜いて、苦手なサラダも食べるようにしています。お風呂で目標にしているK・POPアイドルの歌を歌って踊ってますね」

 自分磨きを続け、かつての旧友、メンバーに成長した姿を見せたいという。