HKT48が28日、劇場移転の特別公演を福岡・西鉄ホールで行った。スケジュールの都合がつかなかったという指原莉乃(23)を除く43人のメンバーが登場、新曲「74億分の1の君へ」など22曲が披露された。

 チームHのキャプテン穴井千尋(20)が「これから新しい歴史をつくっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」とファンに向かってあいさつすると、大きな声援が送られた。

 劇場移転にあわせて、博多の名所などが歌詞にちりばめられている「HKT48」は、これまで「ホークスタウン」という歌詞だった部分が「西鉄ホール」と、新劇場バージョンに変更された。

 新劇場は、福岡市の中心街でターミナル駅の西鉄天神駅に直結した商業施設「ソラリアステージ」内にあり、これまでよりも劇場へのアクセスは向上している。

 また、定員286人の劇場は、客席の間にBステージと呼ばれる舞台が設置されており、より観客と一体感のあるものとなっている。旧劇場は2011年11月26日、福岡市のホークスタウンモール内にオープンしたが、同モールの営業終了に伴い3月31日に閉館となっている。

 また、この日は、新たに結成されたチームT2が、松岡はな(16)をセンターで「初恋バタフライ」を初披露した。