AKB48と兼任するNMB48の渋谷凪咲(20)が19日、神戸ワールド記念ホールで行われた6周年コンサートで、昨年失敗したリベンジのピアノ弾き語りに挑戦し、見事に“完奏”した。

 渋谷は昨年の5周年ライブで、ソロで「君と出会って僕は変わった」弾き語りに挑戦したが、途中で演奏を止めてしまうハプニング。今年は最後まで演奏を続けることができ「よかった。今(終わって)やっと、ホッとしています」と息を切らしながら、笑みを浮かべた。

 リベンジを果たした渋谷は村瀬紗英(19)から「やることに意味がある」と、ねぎらわれると、「いや、もう毎日、毎日、練習の日々でした」と告白。太田夢莉(16)も「ほんとに毎日、劇場に行ったら、凪ちゃんがピアノ弾いてた」と証言した。

 実は、渋谷にはピアノ経験がなく「楽譜もまったく分かんなくて、読めない。鍵盤の位置とニュアンスで覚えたんで、ずっと鍵盤見てたらおにぎりに見えてきた。もう2度とおにぎり、食べられないかも…」と苦闘の日々も告白した。

 渋谷のピアノとの格闘は相当に壮絶だったようで、矢倉楓子(19)は「一緒に移動の時、凪ちゃんが寝てるから、写メ撮ろうと思ったら、白目むいてた」と明かしていた。