SKE48の新土居(にいどい)沙也加(19)が30日、名古屋市のSKE48劇場で卒業公演に出演し、グループでの活動にピリオドを打った。
今月22日に交流サイトのグーグルプラスで、グループとしての活動を辞退することを発表していた。
今春に研究生からチームSに昇格し、7月には「美しい稲妻」で初めて選抜メンバーに選ばれた。先輩にもタメ口で話す不思議なキャラクターと、キレキレなダンスとのギャップで人気となった。テレビ番組で着たペンギンの着ぐるみが話題になり、「ぺんぺん」の愛称でも知られた。
最後のあいさつでは、この1年、大学を休学し、SKE48の活動に専念していたことを初めて明かした。「ファンのみなさんは昇格や選抜を喜んでくれました。だからそれに応えたいと思った。大学の進路相談の先生も『休学は遠回りじゃないし、きっと普通の大学生活だけより得るものはあるし、頑張ってきて』と応援されました」。
同期でチームメートの江籠裕奈(13)からは「裕奈より泣き虫なさやちゃん。裕奈より年下に見られるさやちゃん。でもしんの強い子だと知っています。私たちはいつでも、いつまでも、いつだって仲間です」と書かれた手紙を受け取り、こらえ切れず涙を流した。
引っ込み思案の性格だったが、友達に誘われて見たSKE48の公演に感動し、人生で初めて自分の意思で挑戦したのが、SKE48のオーディションだった。ダンスの先生には「ダンスをやっているのに、こんなに恥ずかしがり屋の子はいない」と言われたという。「『こんな子が1人いてもいいか』と合格させてくれたダンス先生にも感謝します」と笑わせた。最後の曲「引っ越しました」では、あこがれのメンバー石田安奈(17)に肩を抱かれ、照れくさそうにステージを後にした。
今後は学業に専念する。「家族の支えがなかったらここまでこられなかった。家に帰ったらお礼を言いたい」。活動を支え続けてくれた家族にも、感謝を忘れなかった。


