女優文音(27)が映画「KIRI-『職業・殺し屋。』外伝-」(坂本浩一監督、6月20日公開)で本格的なアクションに挑戦することが6日、分かった。女性暗殺者を演じる主演釈由美子(36)の妹分で2人の激しい格闘シーンもある。
文音の母親は、アクション女優として一時代を築いた志穂美悦子(59)。昨年10月期に出演したTBS系ドラマ「SAKURA」でも1つのアクションシーンを演じ、収録前には個人指導を受けた。道場で稽古をした後、自宅で「母から1つ1つの動きを分解して意味を教わった」という。今回はタイミングが合わず直接指導は受けられなかったが、「『SAKURA』の時の稽古が自分に根付いていたので体が自然と動いた」と自信を見せた。
ただ、バトルシーン満載の今作への出演には迷いがあった。プロの殺し屋の役で、足技、手を使った接近戦、ナイフを使った残虐シーンもある。出演によって「アクション女優」の強いイメージが付くことへの懸念もあった。「アクションも楽しいけど、本当はお芝居を中心にしたいから」。だが、台本を読み込み、過去の悲惨な体験から心に大きな闇を抱える役柄にひかれたという。「彼女の怒りや悲しみを自分の中にストンと落とす作業が結構難しかったけど、ぜひ、やりたいと思い決めました」。
激しいアクションと心の闇を描くヒューマンストーリー。「この2つが映画の大きな柱なので注目してほしいです」と公開日を待ちわびている。
◆文音(あやね)1988年(昭63)3月17日、東京都生まれ。長渕剛、志穂美悦子夫妻の長女。4歳から10年間、バレエ学校に在籍。08年に映画「三本木農業高校・馬術部」で主演デビュー。12年7月から1年9カ月間、米国に演劇留学した。163センチ。血液型A。



