オリエンタルランドグループは28日、東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)の開発構想を発表した。2017年以降、TDLに「美女と野獣」「ふしぎの国のアリス」、TDSに「アナと雪の女王」の世界をテーマにした大型アトラクションなどが登場する。

 同社が昨年発表し、今後10年間でテーマパーク事業に5000億円レベルを投資する「2016中期経営計画」の一環。TDLでは「ファンタジーランドの再開発」をコンセプトに、ファンタジーランドの面積を約2倍に拡張する大規模なエリア開発を行われ、その一部を「美女と野獣」「ふしぎの国のアリス」をテーマとする。TDSでは、ロストリバーデルタの南側に新テーマポートを開発。全体のテーマを「北欧」とし、一部エリアが「アナと雪の女王」の世界になるという。

 いずれのエリアも、東京ディズニーリゾート(TDR)オリジナルのアトラクションやレストランを導入し、魅力あふれる新エリアとして開発するとしている。