SMAP木村拓哉(42)が、タモリ(69)とSMAP草なぎ剛(40)が語った「夢があるようじゃ人間終わり」という考えに対して、自身の見解を述べた。

 10日深夜放送のフジテレビ系「ヨルタモリ」では、タモリ扮(ふん)するジャズ喫茶のマスターが「夢があるようじゃ人間終わり」「夢に向かって頑張る人にとって夢が達成されるまでの期間は、まったく意味のないつまらない世界になる」と持論を展開し、ゲストの草なぎも「夢に向かって頑張ってるなら、夢がかなっちゃったらどうするのって話」と相づちを打っていた。

 しかし、木村はふたりと違う見方をしているらしい。22日放送のラジオ番組「木村拓哉のWhat’s up SMAP」(TOKYO FM)でリスナーからこの件について意見を求められた木村は、「僕は(夢は)必要だと思う」と返答。「目標とか夢って人それぞれ距離感とか大きさがあると思うけど、僕は持ってたほうがいいんじゃないかと思うな」と語る。

 また、「夢がかなったらどうするのか」という言葉にも、「僕は夢がひとつじゃない。たとえば行きたかったところに行けたとしたら、『夢はかなうんだ。じゃああそこにも行きたいな』って思う。『かなうんだったら次も夢を持つべきだな』と思う」「夢はかなった時点でさよならのものではないし、ストックされるものじゃないですか」とやんわり反論した。