歌手五木ひろし(67)が、故藤山寛美さんの孫で松竹新喜劇の藤山扇治郎(28)へ“スパルタ教育”を宣言した。
五木と扇治郎は8日、大阪市内で渋谷天外(60)らと京都南座公演「松竹新喜劇 葉月爆笑公演」(8月17~25日)の取材会を開いた。
寛美さんと親交の深かった五木は、恩返しとして共演する扇治郎に「相当(激しい)ボールを投げる」と台本にないリアクションも求めることを明かした。
これまでは五木の座長公演に松竹新喜劇が出演することはあったが、松竹新喜劇の公演に五木が特別出演するのは初めて。公演は「駕籠(かご)や捕物帳」「しぶちん」の2本立て。五木の「ミュージックライブ」もある。
城下町を荒らす盗賊と殿様がそっくりだったことから大騒動が起こる「駕籠や-」では、五木は殿様と盗賊の2役を演じる。自宅に約60本の寛美さんの舞台作品DVDがあるという五木は「DVDと台本を見比べると、ほとんどが台本通りではない。藤山先生のお芝居は何を言い出すか分からないスリリングさがあった。でも周りのみなさんはしっかり受け答えしなければいけないということで鍛えられた」。
かつて寛美さんも演じた殿様と盗賊の2役に「駕籠や(扇治郎)との細かいキャッチボールが多い。当然、台本にないことを言うかもしれない」と話し、寛美さんの孫へ「いろいろな経験をしていく中で、僕との今回の共演を今後につなげていってくれればいい。相当(激しい)ボールを投げたいと思っています。そのボールを彼がどう受け止めるか」と舞台での“スパルタ教育”を宣言した。
五木の大ファンでもある扇治郎は「どきどきわくわくしながらいっしょにお芝居させていただきたいです」と意気込んだ。



