最近、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)であることを明かすセレブが増えてきている。
その一方、彼らに対する偏見が、いまだに根強いのも確か。現在のハリウッド業界では、彼らはどのように見られているのだろうか?
カリフォルニア大学ロサンゼルス校にあるシンクタンク「Williams Institute」の調査によると、2012年秋にエンターテインメント業界で行われたアンケートで、5700人の回答者のうち、50パーセントの回答者が監督やプロデューサーがゲイに対して批判的なコメントをしているのを聞いたことがあると回答。
また、アンケートに回答したレズビアンとゲイの俳優の53%は、共演者から疎外されたことがあると答えた。LGBTであるがゆえに、差別されていると感じている俳優陣は多いようである。
LGBTが社会問題となっているアメリカでは、ゲイをテーマに扱う作品が増えてきている。しかし、ここでもまた問題が。ゲイを扱ったドラマや映画に起用される俳優は、白人で見た目のよいキャラクターばかり。これでは、ゲイに対しての固定観念が白人のイケメンだけに偏ってしまうという声も。
また、LGBTを演じた俳優に批判が集中することもあった。映画「ダラス・バイヤーズクラブ」(2013)でトランスジェンダー役を演じたジャレッド・レト(43)。この役でアカデミー賞を獲得したジャレッドだが、彼の元にストレートの役者がトランスジェンダーの役をするのはおかしい、という批判が殺到。この批判に対して、「僕が男だからって、この役を演じてはいけないっていうのかい? じゃあ、ゲイやレズビアンがストレートの役を演じることもできないのか? そう言うのなら、ゲイやストレートじゃない人は、逆の役を演じて、そこから生み出される芸術を探求することもできないってことだね」と反論した。
LGBTに対する認識は広まっているものの、偏見や差別は残るハリウッド。課題は、まだたくさん残っているようだ。【ハリウッドニュース編集部】



