戦国武将、真田信繁(通称・幸村)の生涯を描く来年のNHK大河ドラマ「真田丸」の収録が始まり、撮影が行われている長野県上田市で5日、主演の堺雅人らが記者会見を開いた。

 撮影は1日からスタート。当初は天候が不安定だったが、この日は晴天に恵まれ、堺は「念願の真田の郷に来ることができた。今日のお天気のようにさわやかな家族の物語にしたい」と晴れやかな表情で語った。

 「真田丸」は、信繁が大坂の陣で築いたとりでの名前。真田家が戦国の荒波に立ち向かうさまを、三谷幸喜さんのオリジナル脚本で描く。

 会見には、信繁の生涯のパートナーきり役の長沢まさみや、信繁の初恋の相手役の黒木華らも出席。長沢は「信繁さんを支えていくきりという女性は、プロデューサーや監督らから“戦国のヤンキー”と言われていて、とにかく元気よく演じられたら」と意気込みを語った。