米映画「21グラム」(04年)などで知られる演技派俳優俳優ベニチオ・デル・トロ(48)が、「スター・ウォーズ/エピソード8」に悪役として出演することを認めた。

 デル・トロは今年7月に同作に出演交渉中と報じられていたが、このほどスペインのラジオ番組に出演した際に、来年3月頃から撮影に入る予定だと自ら明かしたもの。役柄については、「あまり詳しいことは分からないけど、悪役みたいだよ」とコメントしている。

 同シリーズは12月18日に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開を控えているが、その続編となる「エピソード8」は17年5月に公開が予定されている。映画「LOOPER/ルーパー」のライアン・ジョンソン監督がメガホンをとることが決まっているが、ストーリーなど詳細は明らかにされていない。「フォースの覚醒」で新ヒロインに抜てきされた女優デイジー・リドリーをはじめ、俳優ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザックらは続編にも出演するとみられている。ディズニーもルーカスフィルムもデル・トロ起用に関しては正式なコメントは出しておらず、メインの悪役という以外は一切明かされていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)