映画「バクマン。」(10月3日公開)の一般試写会が16日、大阪市の御堂会館であり、ダブル主演の佐藤健(26)神木隆之介(22)と大根仁監督が舞台あいさつを行った。

 高校の同級生2人が週刊少年ジャンプで漫画家デビューすべく、悪戦苦闘する青春ムービー。映画のタイトルに引っ掛け、大阪名物「551の豚まん」で有名な蓬莱に、通常サイズ100個分の特注・特大の「バク豚まん。」を作ってもらい、映画をPRした。

 この日の3人の来場は事前告知されていなかった。サプライズゲストとして登場すると、満員の場内は興奮のるつぼ。1番人気はやはり佐藤で、耳をつんざくような絶叫に「いやあ、サプライズだったんですね」と目を丸くしながら「ビックリした?」と呼びかけると「キャーッ!」。手を振ると「キャーッ!」…。何をやっても大騒ぎだった。

 そんな佐藤の“スターぶり”は、大根監督のトークでも立証? された。MCから2人の印象を問われると、佐藤のことをなぜか「タケル氏」と表現。一方、神木のことは「この人」呼ばわり。もちろん冗談に違いないが、撮影時の様子も「朝の現場入りの時、神木君は満面笑顔でハイタッチをしそうな勢いで入ってくるけど、佐藤君は若干近寄りがたくて。『…ざいます…』って感じ。いや、やっぱりスターだなと」と明かした。これに対し、佐藤は「それは眠いだけですよ」と必死で否定していた。