来年のNHK大河ドラマ「真田丸」(来年1月10日スタート、日曜午後8時)の新出演者が発表され、24日、同局内で会見が行われた。

 この日の会見には主演の堺雅人(41)をはじめ、出演が決まった鈴木京香(47)竹内結子(35)桂文枝(72)山本耕史(38)小日向文世(61)小林隆(56)新納慎也(40)中川大志(17)が出席。 また歌舞伎俳優片岡愛之助(43)も大河初出演することが発表されたが、舞台出演のため欠席した。

 千利休役を演じ、大河ドラマ初出演となる文枝は「大阪・堺の生まれで、千利休が亡くなるときと同じくらいの年齢。ピッタリちゃうかな。秀吉に自害を命じられるわけですが、一生懸命頑張って生き抜いて、歴史を変えたい。『黒田官兵衛』では春風亭小朝師匠が明智光秀を演じた。大河での『噺家枠』を取りに行きたい」と会場を笑わせた。

 また会見中には、脚本の三谷幸喜氏(54)が記者に紛れて質問。大河初出演の竹内に「以前ドラマでご一緒したときに台本が遅くて、おかげで役作りに悩むことなく逆に良かったとおっしゃられていましたが、今回も遅くてよろしいでしょうか」と問いかけると、竹内は笑顔で「できるだけ早く書いてください。できた順にどんどん印刷して配ってください。ギリギリはいやです!」ときっぱり返答されていた。

 同作には、長沢まさみ(28)黒木華(25)らの出演が発表され、すでに撮影は今月1日から開始されている。