がんの治療を続けている大橋巨泉(81)が、11月に腸閉塞(へいそく)で10日間ほど入院していたことがわかった。週刊現代の自身の連載コラムの中で明かしている。

 10月後半から飲食がスムーズに行かなくなり、11月3日は嘔吐(おうと)を繰り返し、千葉の救急病院に救急車で運ばれ「腸閉塞の疑い」で緊急入院したという。小腸内に癒着が見つかった。その後、がんの治療もあるため都内の病院に移った。

 事務所関係者によると「腸閉塞は10日ほどの入院で良くなりました。ただ絶飲絶食の状態でしたので体重が53キロくらいまで減った。今は食欲もあり大丈夫です。今後がんの放射線治療の日程が入っており、年内は腸閉塞で空けてしまった仕事の穴埋めをします」という。

 巨泉は2013年秋に中咽頭がんが見つかって、その後は肺などへの転移との闘病生活を送っている。