演歌歌手川中美幸(60)が3月末で所属事務所「アルデル・ジロー」を退社することが24日、分かった。今後は、個人事務所「美幸オフィス」がマネジメント業務を行う。

 後援会やファンクラブなどは解散をして、今後、清算業務を行っていく。

 事務所関係者によると、昨年末、川中側から高齢の母・久子さん(90)の介護を重視したいと申し出があった。両者で話し合いを重ねた結果、退社が決まった。川中のマネジャーらも一緒に退社する。

 川中は97年、「アルデル・ジロー」の設立当時から同社に所属。「ふたり酒」「二輪草」などのヒット曲を出し、NHK紅白歌合戦に何度も出場してきた。

 今年はデビュー40周年という節目だが、大きな周年イベントは予定していないという。