動物の声帯模写の第一人者として知られた、4代目江戸家猫八(えどや・ねこはち、本名岡田八郎=おかだ・はちろう)さんが21日に進行胃がんのため亡くなっていたことが31日、わかった。

 66歳だった。故人の遺志により、25日に近親者のみで密葬が行われた。

 喪主は妻の岡田シゲ子さん。後日、お別れの会が行われる予定。

 猫八さんは動物の声帯模写の第一人者だった3代目猫八の長男。祖父2代目猫八も声帯模写で知られ、68年に高校卒業後、父に弟子入り。「江戸家小猫」の芸名で活躍し、俳優としてドラマ「マー姉ちゃん」などにも出演。父の死去後、09年に4代目猫八を襲名した。