俳優の向井理(34)が、現在出演中のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の脚本を手掛ける西田征史氏(40)とのエピソードを語り、涙を浮かべる一幕があった。

 向井は8日、NHK「あさイチ」に生出演。主人公・小橋常子の叔父である小橋鉄郎役で出演している「とと姉ちゃん」について語った。

 その中で、西田氏とのエピソードも披露。2人の出会いは西田氏が脚本を手掛けた2008年公開の映画「ガチ☆ボーイ」で、西田氏は俳優としても出演し向井と共演した。その撮影は北海道で“カンヅメ”状態で行われたらしく、向井は同じ部屋に寝泊まりすることになった西田氏と映画やドラマの話を熱く語り合ったという。その際、朝ドラへの夢も話していたそうだ。

 その後、向井は西田氏が脚本を手掛けた作品への出演も重ね、2010年に放送された「ゲゲゲの女房」で朝ドラに初出演。西田氏は「うらやましい。いつか自分も」と刺激を受けていたようだ。

 その西田氏がついに朝ドラの脚本を手掛けることになり、向井もその作品に出演。「兄貴のような存在」と慕う西田氏の名前が、ドラマのオープニングで流れることに、向井は「それがすごい、嬉しくて……」と語りながら声を震わせ、目に涙を浮かべた。

 その後、西田氏がVTR出演。朝ドラの脚本を担当することが決まったことを向井に報告した際のことを、「すごい喜んでくれて、我が事のように『やりましたね!』って。一緒に喜んでくれて嬉しかった」と明かした。