山川豊(57)田川寿美(40)氷川きよし(38)らが所属する長良グループが14日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで「夜桜演歌まつり」を開催した。

 「演歌まつり」は、東京23区を23年かけて回ろうと企画されたもので、今年で17回目。参加者全員の「東京音頭」で幕を開け、スペシャルゲストを迎えるなどして約2時間のコンサートとなった。

 スペシャルゲストは中村玉緒(76)山本リンダ(65)ささきいさお(73)グッチ裕三(64)。中村は山川と「ふたりの大阪」をデュエットで披露した。司会者から「くちなしの花」「さざんかの宿」の2曲しか歌えないことを暴露された中村は「カラオケで1万円ほど使って練習してきたんです。ガハハ」と、いつもの笑い声を上げて観客から笑いを誘った。2人で見つめ合うシーンもあり、山川は「最初の歌い出しは女性パートですよね。でも(玉緒さんの)声が低くて『あれっ、男か?』と思ってしまった。あの低音は女性には出せない!」と笑いながらも絶賛。「来年はミニスカートはいてみましょうか」という中村の言葉には、さすがの山川も苦笑いだった。

 この日は他に水森かおり(42)岩佐美咲(21)はやぶさ、藤野とし恵(69)椎名佐千子(33)市川由紀乃(40)も参加した。はやぶさと岩佐美咲は7月にフランス・パリで開催される「JAPAN EXPO」への参加を報告。岩佐は「演歌では初めてのことなので、日本代表として頑張ってきます」と意気込んでいた。