舘ひろし(66)神田正輝(65)ら石原プロが熊本県益城町などで5日間にわたって実施した炊き出し「元気食堂」が15日午後終了し、6000食を振る舞った。SMAP木村拓哉(43)TOKIO長瀬智也(37)V6岡田准一(35)らジャニーズ事務所所属の3人は4日間参加した。

 終了後、スタッフに向けたあいさつで、舘は「食中毒が出たらどうしよう、人員整理はどうしようかと、夜中に何度も目が覚めることがありました。やってこられたのは、(石原)裕次郎さんがどこかで見守ってくれていたのかな」と、ホッとした様子だった。

 最終日は焼きそばを勢いよく作り続けた木村は「4日目にしてようやく自分1人で焼きそばを焼けるようになりました。またいつ何が起こるか分からないので、もし出動する機会があれば参加したい。その時はよろしくお願いします」と充実した表情を見せた。

 岡田は「うちのたっくん(=木村拓哉)が14回連続で焼きそばを焼いているのを見て、うちでもこういう炊き出し、皆さんの力になれることをやっていきたい」と、参加2日目に木村も話していた「ジャニーズ炊き出し」へ意欲を見せ、長瀬は「被災された方に『頑張って』と言われ、とっさに『一緒に頑張ろう』という言葉が出てきました。何かありましたら協力したい。参加できたらと思います」とあいさつした。

 ジャニーズの3人が参加したのは、3人全員が、炊き出し発案者の渡哲也(74)と共演経験があるため。舘は「渡のご縁で、参加していただいたことに、おとこ気、勇気、優しさを感じました。渡に代わって感謝したい」と話し、木村や岡田が語った「ジャニーズ炊き出し」については「それはもう、今回のお返しもありますし、私にできることは100パーセントお手伝いしたい」と、今後も協力していく可能性があるとした。