27日夜、大阪市内で交通事故に遭い、65歳で亡くなったテントさん(本名・三浦得生)を慕う後輩芸人が28日、大阪市内で、無念の思いを語った。

 この日、お~い!久馬(44=ザ・プラン9)、桂三度(47=元・世界のナベアツ、ジャリズム)、メッセンジャー・あいはら(47)、水玉れっぷう隊のアキ(47)ケン(47)が、大阪市内で、NSC10期生25周年イベントの発表会見に出席。

 三度は「僕らすごい下の後輩にも、ものすごく気を使ってくれて、優しい人やった。あんな優しいええ人がこんなことに…めっちゃ腹立ちます」と悔しさをにじませた。

 あいはらも若手時代にテレビ共演し、伝説の「人間パチンコ」などの芸を生鑑賞。「ある種の天才と言いますか、僕らがどう努力しても到達できない域にいらっしゃった。同じテレビに出ていながら、生で芸を見られて感動しました。すごい才能です」と、早すぎる無念の死をいたんだ。

 また、久馬は09年から毎月、主宰公演「月刊コント」を開いており、テントさんは14年10月にゲスト出演。「芸風も私生活も、ほんとに謎な存在ですけど、ほんとに人間的にもすばらしい人でした。事故を聞いたときは言葉が出なかった」と唇をかんだ。

 なお、25周年の同期イベントは、同コントのスペシャル版で「月刊コント10期生25周年号」(11月20日、大阪・なんばグランド花月)として開催。三度が、オモロー!山下と「ジャリズム」を復活させ、ネタを演じる予定もあるという。