音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が、妻を支える歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)と乳がん闘病中の小林麻央(34)夫妻への思いをつづった。

 麻央は18日のブログで「安室奈美恵さんの歌で、今日になって突然、耳に残った歌詞。『どうして こんなにただ前に 進まなきゃならない』 苦しい思いを表している言葉なのに、何故かすごく勇気づけらた」と、小室が作詞作曲を手掛けた「RESPECT the POWER OF LOVE」の歌詞を引用してつづった。

 そのことをファンから伝え聞いた小室は同日ツイッターで、「ご本人もご家族も素晴らしい」とコメント。自身も療養中の妻でglobeボーカルのKEIKO(44)を支える夫として、海老蔵夫妻に重ね合わせ、「比較にもなりませんが、僕は桂子が倒れたときから、しばらくは感情を吐き出せなく、笑顔もなく、ひとり病院の廊下で涙をただこぼすだけでした」と、11年10月にKEIKOがくも膜下出血で救急搬送された当時を振り返った。

 そして自身の病気についてブログで明かしている麻央と、闘病する妻を支える思いをつづっている海老蔵に、「ご夫婦で日々を 綴る勇気、背中合わせのお気持ち、少しだけわかります」と共感するとともに、「甘いな、僕は」との思いを吐露した。